福祉の求人で特に需要があるのが介護系の仕事です。介護士は高齢者や障害のある人に対して直接身体介護や生活面での手伝いを行う仕事になります。入所施設となると交代勤務で多くの職員が働くことになるため、職員間での情報共有やより重要になってきます。入所施設と似たものにグループホームと呼ばれる少人数の人が生活する施設もあります。グループホームでは利用者が少人数ということもあり、職員も少ないため情報共有はしやすくなりますが、一人一人にかかる仕事の量は多くなります。アットホームな職場であればあるほど、柔軟な対応が必要とされます。そして、デイサービスの施設では、基本的に日勤帯のみの仕事になります。
専門スキルという点では、ケアマネージャーの仕事が人気です。ケアマネージャーは利用者や家族の悩みを聞き、サービスを調整する役割を担っています。施設相談員という立場になると、相談業務以外にも施設の運営に関わる雑務全般をこなすことになります。居宅介護支援事業所や地域包括支援センターで活躍することもあり、一人一人にあったサービスの紹介とサービス量の調整を行います。担当者として、定期的に面会してケアプランの見直しを行うことになります。
他にも、施設を運営や介護報酬を申請するための事務員であったり、食事を提供するために施設の調理員も必要です。福祉の求人といっても、このように幅広い仕事があるのです。「誰かの役に立ちたい」という思いがあるのなら、需要が高い介護の分野で自分のスキルを活かせる職種を探してみてはいかがでしょうか。
◆お役立ちサイト・・・《福祉事業を推進する会》